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質問
- 入院するときに寝たきりの母を病院まで運んでくれるサービスはありますか?
- あります。「寝台車サービス」や「福祉タクシー」がそれにあたります。
最近「福祉タクシー」が増えてきています。「福祉タクシー」は運転手がホームヘルパーの資格を持っていたり、リフトなどの福祉機器が付いたりしています。料金は通常のタクシーに比べ多少割高になりますが、移動にかかわる介護は座ることが可能な方は安心して利用することができると思います。
「寝台車サービス」では寝たままの状態で移動できますので、座ることが困難で全くの寝たきり状態の方にはこのサービスが便利だと思います。
また、最近は「福祉タクシー」が増えてきています。「福祉タクシー」は運転手がホームヘルパーの資格を持っていますので安心して利用することができます。リフトなどの福祉機器が付いているタクシーもあります。料金は通常のタクシーより割高ですが、車イスをご利用の方など座ることが可能な方には便利なサービスです。
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- デイケアってどんなものですか?
- ほとんどのデイケアは、介護保険が始まり「通所リハビリテーション」と呼ばれるようになりました。
要支援・要介護1〜5と認定を受けた方が利用することができます。これは、日中介護老人保健施設や医療機関などに通って機能訓練などのサービスをうけるものです。
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- ナカムラ病院でデイケアをしていると聞きましたが、どんな人が利用できるのですか?
- ナカムラ病院のデイケアは重度認知症患者デイケアですので認知症の方を対象としています。年齢制限はありません。
また、医療保険ですので、介護保険制度の介護度は関係ありません。
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- ナカムラ病院のデイケアは週に何回利用できるのですか?また、利用料はいくらかかるのですか?
- 送迎の都合がつけば毎日でも利用できます。ただし、日・祝日はお休みです。
利用料ですが、老人保健法医療受給者証をお持ちの方ならば1回につき530円で、一月に4回払ったら5回目からは無料になります。被爆者健康手帳や重度障害者医療費受給者証などをお持ちの方は料金はかかりません。
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- 現在、近くの施設の通所介護を利用していますが、ナカムラ病院のデイケアも利用することはできますか?
- できます。
通所介護は介護保険ですが、ナカムラ病院のデイケアは医療保険のサービスですので、利用限度額等には全く影響はありません。ただし、ナカムラ病院のデイケアは重度認知症患者デイケアですので、認知症の方でないと利用できません。
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- 身体障害者手帳って何ですか?持っていると何か得なのですか?
- 手足などの体、目、耳、言葉、内臓、免疫などに障害のある方が対象でこの手帳を持っていると手当てや医療費補助、補装具の交付や日常生活用具の給付、タクシーや公共交通機関の利用助成など様々な福祉制度を利用することができます。 (また、税金の控除対象になります。)
ただし、この手帳には1〜7級までの等級があり、その等級によって利用できるサービスが異なります。身体障害者手帳を取得するためには医師の診断書が必要になりますが、障害の部位によって診断書を書く医師が決められていますので、各市区町村やお近くの病院でたずねてみてください。
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- 精神障害者保健福祉手帳って何ですか?どんなメリットがあるのですか?
- この手帳は1〜3級があり、精神障害や認知症のために長い間日常生活や社会生活に制約があると判断された方が持つことができます。
この手帳を持っていると、通院する場合に補助を受けたり、公共交通機関の利用助成を受けたりすることができます。また、税金の控除の対象になります。
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- 88歳の母の入院費が高くて困っています。何か安くなる方法はないでしょうか。
- もし、この方の世帯が市町村民税非課税世帯であれば入院一部負担金と食事療養費が安くなりますので、まず役所の課税課で非課税世帯であるという証明をもらってから、高齢者福祉の係に申請に行ってみてください。
また、この方の体に何らかの障害があって身体障害者手帳の1〜3級をを取得できれば、入院一部負担金が無料になる場合があり、月に15日以上入院していて食事療養費を払っていれば、広島県の方ならば「療養援護金」といって月に1万円補助が出ます。
他にも入院費が安くなる方法として、国民健康保険の一部負担金減免や高額療養費、特定疾患治療などその方の状況に応じて様々な方法があります。
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- 75歳の父のために車椅子が欲しいのですか、高いので買い渋っています。安く手に入る方法はないでしょうか。
- 介護保険制度において、車椅子の貸し出しサービスがあります。また、肢体不自由などで身体障害者手帳をお持ちならば、補装具として交付を受けることができます。費用の負担は収入に応じてかわります。
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- 入院中の寝たきりの父は全然動けないのだから障害者ということで税の控除の対象にはならないのでしょうか。ちなみに身体障害者手帳はありません。
- 身体障害者手帳がなくても、病院で診断書を書いてもらって福祉事務所に持っていくと、「特別障害者」あるいは「障害者」として税控除の対象の証明書を発行してくれます。
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- 税の医療費控除をする場合、入院費のうち何が控除対象として認められるのですか。
- 入院一部負担金と食事負担金、おむつ代になります。おむつの使用証明書を病院で発行していますのでお気軽にお声がけください。
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- ナカムラ病院では、入院患者は一日をどのように過ごすのですか。
- その方の状態によります。
リハビリがあったり、テレビを見て過ごしたり、入浴があったり、と過ごし方は様々ですが、午前中は、絵に色をつけていただいたり折り紙をしていただいたり、小人数で簡単な手作業のようなことをしていただく場合が多いです。午後からは皆さんで時代劇や歌謡ショーのビデオ鑑賞や、風船バレー、習字、かるたとりなどのレクリエーションをして過ごしていただいています。その後はお茶の時間となり、夕食まではゆっくり過ごしていただいています。もちろん、合間ではおむつ交換やトイレ誘導などを行っています。
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- 入院するとどれぐらいの費用がかかりますか。
- 老人保健法医療受給者証をお持ちの方でしたら、現在、入院一部負担金が一日1200円、食事負担金が一日760円かかりますので、一月に約6万円かかります。
被爆者健康手帳をお持ちの方は一部負担金も食事負担金もかかりません。また、重度障害者医療費受給者証をお持ちの方は一部負担金がかからず、食事代のみですので一月2万円強の負担となります。
それ以外に洗濯代やおむつ代などがかかりますが、これは各病院によって異なります。
介護保険の病棟に入院すると、介護度によって料金が違います。おむつ代はかかりません。
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- ナカムラ病院では、個室料などのお部屋代はいくらかかりますか?
- 現在、介護保険適用病棟では個室料1日:3,000円、2人部屋は1日:1,500円頂いております。
医療保険適用病棟では個室料1日:2,500円、2人部屋は1日:1,000円です。
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- ナカムラ病院では介護保険を使うことができますか。
- できます。
ナカムラ病院には介護保険の施設である介護療養型医療施設が150床あります。
ただし、ベッドの空き状況や病状などにより、すぐにご利用いただけない場合もあります。
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- 父が最近介護保険の要介護認定を受け、要介護3と認定されました。状態が悪くなった時はもう一度認定を受け直すことはできますか。
- もちろんできます。
基本的には6ヵ月ごとに認定をやり直しますが、その前に状態が変化すれば認定を受け直すことができます。
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- 母が介護保険で要介護認定を受けましたが、要支援と認定されました。母は体こそ元気なほうではありますが認知症もあり介護にけっこう手がかかるのでこの要支援という結果に納得がいきません。
- 認定の結果に納得がいかなければ「不服申し立て」ができます。まずは市町村の介護保険の係に相談してみてはいかがでしょうか。
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- 家で父の介護をしていますが、最近施設への入所を考えています。どんな施設が良いのか分からないのですが、どうしたらよいでしょうか。
- 市町村の窓口で相談されると良いと思います。詳しい状況を話せば、適当と思われる施設を紹介して下さると思います。
また、担当の居宅介護支援事業所やお近くの施設に相談されても良いと思います。
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